レーシック 後遺症

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後遺症3:角膜拡張症

角膜拡張症とは、こういう書き方をすると若干グロテスクですが・・・切断されて薄くなった角膜が「飛び出してしまう」症状です。

正確には飛び出すというか、「せり出す」と言ったほうが正しい状態が伝わるかもしれません。
角膜を厚めに切断してしまうと、逆に眼に残ったほうの角膜は薄くなります。

薄くなった角膜が、目の内部からの眼圧に圧し負けて、前面に押し出されてくるのです。
この状態になってしまうと角膜のカーブがきつくなってしまうため、近視と同じ状態になります。近視を治したはずなのにさらに強度の近視になってしまった・・・という笑えない事態にもなり得る後遺症です。

角膜拡張症が発症する主な原因は人的なもの、つまり普通のミスです。
検査か施術か、どちらかでミスを起こしてしまったために、角膜を普通より余分に切ってしまうのですね。

現在は検査も施術も高性能の機器で極力ミスがないように進められていますので、0%になることはないものの発症の可能性はかなり低いでしょう。